【HS-120-6E】蓄電池の交換タイミング・廃棄物の定義・処理方法
蓄電池は一度購入すればある程度長い期間使い続けることができます。しかし、蓄電池は消耗品ですので、適切なタイミングで交換をしなければなりません。HS-120-6Eなどの産業用蓄電池を販売するバッテリーショップが、蓄電池を交換するタイミング、廃棄物の定義、処理方法について解説するので、ぜひチェックしてみてください。
蓄電池を交換するタイミング
蓄電池は以下のようなタイミングで交換するとよいでしょう。
蓄電池の寿命のタイミング
蓄電池は時間経過とともに劣化していき、やがて寿命を迎えます。メーカーや製品によって異なりますが、一般的に多くの蓄電池は適切な環境下で5~15年程度使うことができます。購入して15年以上経過した蓄電池は、寿命が近づいている可能性があるので交換を検討しましょう。
【HSの期待寿命】 | 約5〜7年 |
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【MSEの期待寿命】 | 約7〜9年 |
【MSE長寿命の期待寿命】 | 13〜15年 |
【HSEの期待寿命】 | 5〜7年 |
【REHの期待寿命】 | 約5〜6年 |
【UPの期待寿命】 | 約7〜9年 (※)社内における加速寿命試験の結果より推定した、25℃一定での期待寿命年数。 |
充電回数の上限に達したタイミング
蓄電池には適切な充放電の回数が定められています。充電を繰り返すうちに蓄電池は劣化し、十分に充電できなくなったり電力がすぐに減ってしまったりといったトラブルが起こりやすくなります。
蓄電池を充電できる回数の上限は、メーカーや製品の質、設置環境に左右されます。特に、暑い場所や寒い場所、高温多湿になりやすい場所に長時間蓄電池を置いた場合には劣化が早まってしまうことがあります。
故障したタイミング
蓄電池の寿命や充電回数の上限に満たない場合であっても、不測の事態によって蓄電池が故障する可能性は十分考えられます。蓄電池の故障が疑われる場合、メーカーや販売店の保証期間内であれば修理や交換をしてもらえるため、まずは確認してみましょう。
廃棄物の定義とは?産業用蓄電池を処理する方法について
使用済み蓄電池は、最終的には廃棄物として適切に処理しなければなりません。そもそも廃棄物の定義とは、ゴミをはじめとした不要物のことです。一般ゴミや粗大ゴミは一般廃棄物に分類され、その中でも爆発性のものや毒性のあるもの、感染性のものなど、健康または生活環境に被害を生じさせるものは「特別管理一般廃棄物」に指定されます。
また、事業活動において生じる廃棄物の一部は、産業廃棄物に分類されています。こちらも一般廃棄物と同様に、「特別管理産業廃棄物」の指定があります。特別管理産業廃棄物に該当するかどうかは、特別管理一般廃棄物の条件プラス、水素イオン濃度指数も基準の一つです。使用済みの産業用蓄電池は、特別管理産業廃棄物に該当します。
廃棄物処理法では、事業で生じた廃棄物については排出事業者に処理責任があると定められています。使用済み蓄電池は再利用できる資源を含んでいることから、リサイクルに出すのが最適です。蓄電池の廃棄の際には不法な処理をせず、正しい手順でリサイクルに出しましょう。
使用済み蓄電池を処理するときには蓄電池製造者などの広域認定者のほか、収集運搬業者や処理業者と契約して廃棄します。しかし、購入したメーカーや販売店によっては、使用済み蓄電池の回収に応じていることもあります。メーカーや販売店に回収してもらうほうが手軽なので、蓄電池を購入する段階で回収に対応しているかも確認しておくとよいでしょう。
メーカーや販売者が回収を行っていない場合には、エリアごとの処理業者に連絡して処理を依頼しましょう。
HS-120-6Eなどの蓄電池をお求めならバッテリーショップへ!
蓄電池は時間とともに劣化し、性能が下がってしまいます。蓄電池が寿命を迎えているときや充電回数を超えているときには、無理に使い続けるのではなく交換を検討しましょう。産業用蓄電池は、廃棄物として処理することになります。メーカーや販売店に回収してもらうなど、正しい方法で処理することが大切です。
バッテリーショップでは、HS-120-6Eなどの産業用蓄電池を販売しております。設置している蓄電池を新しいものに交換したいという場合は、ぜひバッテリーショップをご利用ください。
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